「研究紹介Webメディア」Laborify 代表の青松洸司です。
大学院生の友人と「研究を紹介するメディア欲しいよね」という話を初めてした時からはや半年が過ぎようとしています。
この間にも、インターネット上では「日本の研究には未来がない」というそれらしいデータが幾度となく散見されました。
その度に、私は心の中では「そんなことはない、まだまだ日本はこれからだ」と心に秘めながらメディア立ち上げの準備をして参りました。
Laborify は立ち上げ資金をクラウドファンディングで調達しました。(参考URL: https://camp-fire.jp/projects/view/85113)
それは単純に私に資金がなかったというのもあるのですが、ニーズがあるかどうかの確認という側面もありました。
そして、80万円という目標金額を超えて、51名の支援者から841,000円の資金を得ることができました。
ここに特別な感謝の意を込めて、支援をいただいた方々の一部を五十音順で挙げさせていただきます。(敬称は省略します。ご了承ください。)
石原 陽平, 小笠原京子, 柿添康大, 加茂 倫明(株式会社POL), 北村泰邦, 木村泰久, 佐野正幸, 谷口力斗, 西澤浩之, 橋谷祐司, 廣瀬達也(株式会社FOLIO), 松村静香, 宮崎 勇輔, 茂木 耕作, 柳大地, 柳浦俊, 山本康介, 山本悠滋(株式会社IIJイノベーションインスティテュート)
そしていつも私の挑戦を応援してくれる家族と親戚の方々にもここで改めて感謝いたします。
他にも沢山の支援者と協力していただいた友人のおかげで資金の調達を成功させることができました。ありがとうございました。
現在、私は「日本の研究の未来は明るい!」と声高く言うことができます。
それも、何よりこのメディアが必要だと共感してくださった沢山の方々、そしてこのメディアに記事を書きたいと思ってくださった沢山のライターの方々のおかげです。
ところで、いったい誰が日本の研究の未来を変えていくのでしょうか。
ただでさえ財政難な日本が研究者に急にへそくりを出してくることをあまり私は期待していません。
ただし、日本の未来が全て国政にかかっているという訳ではなく、国民一人一人が国を変える力を持ち得るのだと私は信じています。
では、日本の研究の未来を明るくするためにはどうしたら良いのか。
研究に生きる全ての人々を尊重することができること。
そして自分に関係がないからといって誰かが夢中になっている研究を無駄だと決めつけるのではなく、少しでも興味を持って知ろうとすること。
これから研究者になるかもしれない学生のみならず、もう研究の道に進むことはないだろう大人たちもがそういう態度でいるべきであり、そのような態度の人々を増やしていくことが日本の研究の未来を変えるための方法なのではないかと私は思っています。
そして、そのためにこのメディアを研究者と一般の人々をつなぐものにする。
それが私が試みる日本の研究の未来を変えるための具体的な方法です。
現在、私は「日本の研究の未来は明るい!」と声高く言うことができます。
それは、悲観的な現状を嘆くばかりではなく、具体的な変革への行動を実際に取ることができたからです。
本日、スタートラインに立つための準備運動を終えて、ついにこのメディアを公開することができました!
目一杯楽しんでください!
一人一人の好奇心は、間違いなく日本を変えていきます。
2018年11月24日 Laborify 代表 青松洸司